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PJ: 大谷 憲史

ビデオカメラ今昔
2009年10月01日 06:52 JST


奥がGR-C7で手前がHDR-CX12、その大きさの違いは23年の技術の進歩を物語っている(撮影:大谷憲史、9月29日) 

【PJニュース 20009年10月1日】初めてビデオカメラを手にしたのは、大学を卒業して教員になった1986(昭和61)年。当時、世界最小最軽量と言われていたビクターのVHSビデオムービー「GR-C7」であった。その後、ソニーの8mmビデオカメラ、同じくHI8ビデオカメラと、技術の進歩とともにビデオカメラを乗り換え、今は何代目になるだろうか。その23年前の初代のビデオカメラに久しぶりにご対面した。

今週に入り宮崎県地方は雨模様の毎日で、庭の手入れに余念がない父も手持ちぶさただった。9月29日の午後、急に父が部屋の整理をしていた。「生前整理では?」と勘ぐったが、暇なので掃除を始めたとのこと。私が仕事から帰宅すると、「これは必要なのか?」と聞かれた。押し入れから古びたカメラバックが出てきた。なんと私が初めて購入したビデオカメラであった。

1986年(昭和61)年、ビクターが世界最小最軽量とのうたい文句で発売したVHSビデオムービー「GR-C7」であった。当時としてはコンパクトな1.3Kgで、「これからは映像だ!」と何を血迷ったのか、定価24万8000円を何割引きかのクレジット払いで購入した。

VHSタイプではあったが、使用するテープはVHS-Cで標準録画時間は20分、3倍で60分であった。ちょっと物足りない気もしたが、それでもGR-C7は学校で活躍した。

長らくこの機種を使っていたが、他のメーカーからさらに軽量化された8mmビデオカメラが発売された。上海赴任と結婚が決まった92(平成4)年の秋、キャノンから発売された8mmビデオカメラ「U10」を購入した。個性的なフォルムがとても気に入ったことと、何よりもGR-C7の1.3Kgにくらべ、U10は約580gと軽く、カバンに入れてもその重さを感じさせなかった。このU10は上海で活躍したが、酷使したせいか3年ほどで壊れてしまい、香港でソニーの8mmビデオカメラ「SC6」(通称:ハンディカムコミックス)を購入するはめになってしまった。

96(平成8)年、8mmより高画質なHI8機種であるソニーのHi8ハンディカム「CCD-SC55」に乗り換えた。GR-C7のときよりもかなり取りまくり、撮影済みの8mm及びHI8テープは70本を超える。鄧小平の改革開放路線に転換した当時の中国の様子など貴重な映像も多いのだが、なぜかHI8ビデオカメラを手放してしまった。現在、ネットオークションで物色中である。

現在、手元には紹介したビクターのGR-C7、ソニーの8mmビデオカメラSC6、C-VHSの編集用としてパナソニックのNV-S99、ソニーのminiDVカメラDCR-PC9とMicroMVビデオカメラのDCR-IP220がある。miniDVやMicroMVビデオカメラを使うこともあるが、今はソニーのフルハイビジョンカメラHDR-CX12がメインである。

ビデオカメラの歴史は、私の映像活動の歴史でもある。GR-C7とHDR-CX12を並べておくと、23年もの間に、ビデオカメラがずいぶんと進化してきたことが分かる。しかし、私の映像技術は少しも進化していない。

フルハイビジョンの次には何が来るのかと期待もするが、逆に昔のビデオカメラを持ち出して撮影するのも楽しいかもしれない。

さて明日は、どんな映像を撮ろうか。【了】

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