PJ: 大谷 憲史
【フェニックス・リーグ】「体育の日」に少年野球教室開催
2009年10月13日 07:20 JST

投球フォームの指導を受ける子どもたち(宮崎市・サンマリンスタジアム宮崎、撮影:大谷憲史、10月12日) 
【PJニュース 2009年10月13日】10月6日より宮崎県内14球場で始まった秋季教育リーグ「2009フェニックス・リーグ」は、3連休と言うこともあり、県内外から多くのファンでにぎわった。毎年、体育の日に合わせて、宮崎県総合運動公園のサンマリンスタジアム宮崎では、読売ジャイアンツ対阪神タイガースの試合終了後に、「少年野球教室」が行われる。昨年は、阪神のホームゲームとして、阪神のコーチや選手たちが子どもたちを指導した。今年は、巨人が子どもたちを指導した。
さて、試合は午後0時30分にプレイボール。阪神の先発は若竹竜士、巨人は東野峻。
1回表の阪神の攻撃は、1番柴田講平がセンター前ヒットで出塁するも、後続がなく4人で終了。対する巨人は1回裏、1番藤村大介のレフトへのヒット、その後、キャッチャーのパスボールで3塁に進んだ。続く2番橋本到はセンターへヒットを打ち、1点を先制した。その後も3番大田泰示のセンターへのヒット、4番田中大二郎のライトへのヒットで、ノーアウト満塁。5番の矢野謙次のライト・センターを破るヒットで3人が生還。矢野は3塁へ向かうもタッチアウト。この回4点を入れて0―4とした。
2回表、阪神は5番野原祐也が4球、6番指名打者の清水誉がレフトへの2ベースヒットでランナー2・3塁。8番野原将志のライトへの犠牲フライで、3塁からのタッチアップで1点を返した。さらに、9番橋本良平がセンターへヒットを放ち、1点を追加し、2―4とした。
3回表、阪神の3番高濱卓也は4球、4番森田一成のレフトオーバーの2ベースヒットで、1点差に詰め寄ったが、その裏、巨人は7番加治前竜一のセンターへの犠牲フライで1点を追加し、3―5とした。
5回表、阪神は2番大和(前田大和)、4番森田、5番野原祐のヒットで1点を追加し、4―5と1点差とした。打撃戦の様相を呈してきた
7回裏、巨人は代わった阪神の2番手横山龍之介から、6番代打中井大介がレフトへタイムリーヒットを放ち、1点を追加、4―6とした。
対する阪神も8回表に、巨人3番手のロメロから、4番森田の右中間への2ベースヒット、6番代打岡崎太一のセンターへのタイムリーヒットで1点を返し、5―6とした。
最終回、阪神の反撃が期待されたが、ショートゴロ、サードゴロ、4球で出塁した2番大和が2塁への盗塁失敗で、ゲームセット。巨人が6―5で勝った。
阪神が10本、巨人が13本と打撃戦となったが、この試合の明暗を分けたのは、「走塁」である。巨人の大田泰示は、2つの盗塁をきちんと決め、得点に結びつけることができた。この教育リーグで自己の技術を高めること、サイン通りに仕事をきちんとこなすことなど、学ぶことは多いだろうが、明日のスター選手を目標にがんばってほしい。
試合終了後、地元の少年野球チームを対象にした少年野球教室が開催された。岡崎郁・二軍監督は、「指導するコーチの話を真剣に聞いて、言われたことがしっかりできるように」とあいさつをした。
その後、守備班(バッテリー・内野手・外野手)、打撃班に分かれて、キャッチボール、守備練習、打撃練習などが行われた。斉藤雅樹・投手コーチは、一番力が出る投げ方を子どもたちに指導していた。あの2年連続20勝を成し遂げ、「平成の大エース」と言われた斉藤雅樹コーチから指導を受けられるとは、すごいことである。
内野手を担当した勝呂壽統・内野守備走塁コーチは、「自分のきついことを練習でやることが大切」、また、「こうして野球ができるのも、お父さん、お母さんのおかげです。感謝してください」と子どもたちに語った。打撃練習を担当した岸川勝也・打撃コーチは、「一軍でも二軍でも同じことをやっている。基本は同じなので、みんなも基本を大切にしてほしい」ということで、最後まで振り抜くバッティングの指導を行った。
最後に、岡崎二軍監督は、「体が覚えるようになるには3年かかる。まずは、頭で覚えて、そして忘れないうちに、何度も練習を繰り返してください。そうすると、体が覚えるようになります」と話した。
約1時間の少年野球教室で、参加した子どもたちは、今後の練習や試合に生かせる何かをつかんだことだろう。この子どもたちの中からフェニックス・リーグに参加し、さらに1軍で活躍する選手が出ることを期待したい。【了】
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