PJ: 大谷 憲史
BPO「時計が狂っていた」発言は適切か?
2010年01月29日 08:16 JST

「時計が狂っている」に続いて「言った、言わなかったの話」も出てきたBPOは大丈夫なのか?(BPO放送倫理・番組向上機構のサイトのキャプチャ画像 作成:大谷憲史) 
【PJニュース 2010年1月29日】「マスコミのサイト情報には規制はないのか?)」で、BPO放送倫理・番組向上機構のコールセンター職員による「時計が狂っている」発言のことを取り上げた。時を同じくして25日には、NHKの視聴者コールセンターの担当者が、視聴者の問い合わせに対して不適切な発言をしたとして処分されることが伝えられた。今回のBPOの件も、NHKと同じくらい大きな問題ではないだろうか。
1月27日午後4時すぎ、再度、BPOのコールセンターに電話をかけた。BPOでは匿名性を重視しているため、住んでいる都道府県、性別、年齢だけを確認する。前回、私は話の最後に自分が市民記者であることを明かすつもりでいたが、そのタイミングもなく「この件は地元放送局に伝えます」と電話を切られた。
この対応も気になっていた。本当に伝えるのだろうか。
電話に出たオペレーターにことの経緯を話したところ、前回の私の記録を呼び出した。そこで、すかさずオペレーターに切り出した。
「時計が狂っている」発言は、BPOとして適切だと考えているのか。
オペレーターは、「えっ」という感じで、「そのようなことを職員が話したのですか?」と聞いてきた。さらに、「このコールセンターでは、職員が具体的な話をすることはありません」として、「時計が狂っている」発言はありえないとした。
しかし、前回のオペレーターとの話し合いの記録は残されているわけで、記録簿には担当者の名前が書かれている。「今、その担当者がいるのであれば、確認してみてください」と伝えたが、いないとのことであった。
次にこのオペレーターが切り出した言葉に、また、あ然としてしまった。「言った、言わなかったのレベルですので・・・」と、いかにも私に非があるような言い方をした。これには私もキレてしまった。
「言った、言わなかったの話」にならないように、記録に残すのである。記録簿には私が話した内容が書かれているようだが、担当者にたずねてみると、オペレーター側の記録は一切残されないとのことであった。視聴者に対してオペレーターが何を話したのか、どこにも記録が残されていないのである。これでは、「言った、言わなかったの話」はBPOのほうである。
話が進まないため、私の身分を明かすことにした。オペレーターはかたくなにその必要はないと話したが、「私が聞いた言葉を信用してもらえないので、きちんと身分を明かしてお話します」と伝えた。
PJニュースに記事として掲載していることを告げ、オペレーターにその記事をみていただいた。ここでやっと私の話を信用したようで、「今回の件はBPOへの苦情として受け付け、しかるべき部署にお伝えします」ということになった。
また、私が書いた一連の記事について、BPOとして抗議するのであれば、直接、私に連絡をすることも伝えた。
BPO職員が、実際に宮崎の放送局の時計を見もしないで、「時計が狂っていたんじゃないんですか?」と憶測で話したことが、そもそもの間違いのもとである。さらに輪をかけて、「言った、言わなかったの話」で済まそうとするBPOのコールセンターの対応を、BPOの役員のみなさんはどうみるのだろうか。
今後のBPOの対応を見守りたい。
ちなみに、BPOからMRT宮崎放送への意見書の送付は、来週の月曜日以降になるとのことである。こちらの対応も見守りたい。【了】
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