PJ: 大谷 憲史
東国原知事、今度は県議に噛み付いた!?
2010年04月03日 07:30 JST

一人会派となっても「愛みやざき」を守る武井県議(たけい俊輔のブログより キャプチャ画像 作成:大谷憲史) 
【PJニュース 2010年4月3日】政務秘書の著書を巡って秘書を訴えると発言したり、地元紙に掲載された風刺漫画を描いた県民を訴えると発言したり、本気なのかジョークなのか、はたまたマスコミの注目を引くためなのか、就任4年目の東国原英夫宮崎県知事の発言の真意は。が、ここにきて、また余計な発言をしている。
3月29日付けの東国原知事のブログ「そのまんま日記」には、春のセンバツに出場した宮崎工業高校に関する記事が掲載されていた。問題は、その記事の後半である。
「武井県議が一人会派で行くらしい。彼らしい。というか、彼みたいな人間が首長になったら、阿久根市とか名古屋市みたいになるのだろう」
ことの発端は、宮崎県議会の会派再編である。
29日、県議会の民主党(3人)、自民党県民の会(3人)、愛みやざき(3人)の3会派は協議を開き、統一会派を結成することで合意し、31日に会派結成届を提出することにしている。地方議会レベルではあるが、国政の政権与党と野党の一部が統一会派を組むのは前例がなく、誕生すれば最大会派である自民党(22人)に次ぐ勢力となる。
連立会派は「県議会のねじれ現象の解消」などを大きな目的としているが、民主党は「次の参院選を見据えた党勢の拡大」を、愛みやざきは「議会のチェック機能の強化と発言力の向上」を視野に入れている。
しかし、足並みが揃っているわけではなく、自民党宮崎県連は今回の動きを静観していて、自民党県民の会との調整はこれからである。また、一時は「東国原チルドレン」などと騒がれた愛みやざきも、宮崎市区選出の武井俊輔県議が不参加を表明している。
このことを東国原知事はブログで取り上げ、前述のような発言をしたが、さらに続く。
「でも、それは、歴史的革命、時代が変革していくための必然なのかも知れない。きっと僕は、そうはしないだろう。ていうか、できないだろう。そういう度量や才覚は無い」
その理由として、
「僕は、あくまで凡人凡才・浅学菲才であるから、きっと、多くの県民や議会や県職員の意思や利益や最大公約数的幸福を尊重・ 優先し、強調や調整、妥協や同調を優先するだろう」
と書き、今回の武井県議の行動を「歴史的革命家」と表現し、最後には「龍馬」の名前までも飛び出した。連立会派に参加しない武井県議を責めたいのか、それとも歴史的革命家として評価したいのか、東国原知事の本意が見えてこない。
しかし、「彼みたいな人間が首長になったら、阿久根市とか名古屋市みたいになるのだろう」という発言は、いかがなものだろか。
武井県議は、愛みやざき設立当初の想いを貫きたいだけなのである。民主党と自民党が統一会派をつくること自体異例なことであり、そこに相乗りする形で愛みやざきが参加することに反対しただけのことである。
「県民の目線で、地域の声を、県政に反映する」という当たり前の県政運営がなされていない現状に、一石を投じ、国政主導では理解し難い中山間地や過疎地域の小さな声、そして厳しい生活を強いられている社会的弱者の声にも耳を傾け、県民の思いを代弁する地域密着の県政会派を目指します。
愛みやざきのサイトにこのように書かれているが、その想いを貫けない政治家には将来はない。
東国原知事は、批判する相手を間違っている。いったい誰の顔を見ながら県政を行っているのだろうか。
どうせ発言するなら、橋下徹大阪府知事のように、北朝鮮に名指しされるような発言をしていただきたい。【了】
■関連情報
【関連サイト】
○そのまんま日記「宮崎工業・残念!」
○愛みやざき
○たけい俊輔「申し訳ありません」
○民主党宮崎県総支部連合会
○みやざき自民党
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