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PJ: 大谷 憲史

朝市と県庁本館知事室の開放でにぎわう楠並木通り=宮崎市
2010年05月03日 07:25 JST


宮崎にお越しの際は、ぜひ県庁5号館にも足を運んでほしい(宮崎市 5月2日 撮影:大谷憲史) 

【PJニュース 2010年5月3日】5月2日、宮崎市の県庁前楠並木通りでは、恒例の「いっちゃが宮崎楠並木朝市」(主催:楠並木朝市実行委員会)が行われた。大型連休期間中、県庁本館の知事室が一般開放されていることもあり、朝早くから多くの買い物客や観光客でにぎわった。4月24日には宮崎市の繁華街・一番街で「街市」がグランドオープンしたばかりで、朝市・街市が中心市街地の活性化への起爆剤なっている。

この日は午後からメインストリートである橘通りで、「第5回みやざき国際ストリート音楽祭」が行われることもあり、午前中に朝市に出かけ、食事を済ませて午後からは音楽祭へ足を運ぶ人も少なくなかった。

楠並木通りには約60の店が並び、目当ての商品を探したり、店主と値段の交渉をしたりするなどの光景が見られた。単なる見て歩きだけでも楽しい。お店が途切れたかと思ったら、県庁前であった。大型連休期間中、県庁本館の知事室が開放されている。基本的には閉庁中の見学となるため、知事室の入り口付近で、中の様子を見るという形をとっている。

県庁本館をあとにしてみやざき物産館へ向かうと、ここにも多くの買い物客でにぎわっていた。橘通りから楠並木通りに入り、朝市があって県庁を見学して、みやざき物産館へ向かうという動線はすばらしい。

ただ、残念なのが、大型連休に向けて新設されたスクランブル交差点が上手く利用されていないことだ。物産館でお土産を買ったあと、再び楠並木通りに戻ることになるが、スクランブル交差点を渡って、もう少し足を伸ばしてほしいとことがある。

それは、「宮崎県庁5号館」である。

1926(昭和元)年に建てられ、これまで旧宮崎農工銀行、旧第一勧業銀行宮崎支店の社屋として使用されていたが、現在は宮崎県文書センターになっている。県庁本館ともに、数少ない宮崎の近代建築であり、レンガ調の外観、玄関まわりや軒先の装飾が特徴的である。2008(平成20)年12月、九州の市町村としては初めて、宮崎市の「景観重要建造物」に指定された。

県庁本館や県庁楠並木通りなどとあいまって、宮崎を代表する景観を形成しているのだが、足を運ぶ人は少ない。古きよき時代のにおいが漂う建物だけに、もっと多くの人々に見てもらいたいものである。楠並木通りからもみやざき物産館からもそう遠くない距離にある。

長崎県の軍艦島(端島)のように廃墟めぐりに人気があるようだが、宮崎県庁本館とともに現在も現役で利用されている建物にももっとスポットを当ててもよいだろう。

観光で宮崎にお立ち寄りの際には、楠並木通り、県庁本館、みやざき物産館、そして、県庁5号館にも足を運んでほしい。【了】

■関連情報
【関連サイト】
○県庁5号館(宮崎県文書センター)

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