PJ: 大谷 憲史
第5回みやざき国際ストリート音楽祭開催=宮崎市
2010年05月03日 08:12 JST

高校生奏者のパフォーマンスで会場を盛り上げた(宮崎市橘通り 5月2日 撮影:大谷憲史) 
【PJニュース 2010年5月3日】5月2日午後、宮崎市のメインストリート・橘通りで「第5回みやざき国際ストリート音楽祭」(主催:同実行委員会)が行われた。音楽をもっと身近で楽しもうと、宮崎国際音楽祭の芸術監督であるシャルル・デュトワ氏の提案により始まった。メインストリートを舞台にした音楽祭は日本でも珍しく、今年も多くの人が音楽に魅了されていた。
午後0時30分、オープニングセレモニーの前に、県内の中学・高校の吹奏楽部によるパレードが行われた。今年8月、宮崎市で「第34回全国高等学校総合文化祭宮崎大会」が控えているため、PRを兼ねての演奏に力が入っていた。
午後1時、昨年10月にオープンしたみやざきアートセンター1階の「太陽の広場」でオープニングセレモニーが行われ、橘通りなど6ステージで音楽祭が始まった。各ステージとも趣向が凝らされ、吹奏楽からジャズ、ポップなど、幅広い音楽が繰り広げられた。
また、ステージとステージの間のスペースを利用し、宮崎市内外で活躍するミュージシャンによる「サウンドフリーマーケット」が行われた。他の会場のような立派なステージではなく、観客は長椅子に座る。いわゆる路上ライブの延長線上のようなもので、ミュージシャンと観客との距離が縮まり、みんな思い思いのスタイルで聴き入っていた。
「道路で音楽がありなら、道路で絵を描くのもあり?」ということで、道路に用意された長い画用紙に子どもたちが自由に絵を描く「落書きストリート」も行われた。人気アニメのキャラクターや街の様子など、子どもたちは自由な発想で絵を描いていた。
多くの観客でにぎわうデパート前のメインステージでは、県内外の吹奏楽部による演奏が行われた。都城商業高等学校吹奏楽部の演奏では、観客に手拍子を要求する場面もあり、街と人と音楽が一体となった。青空の下でのびのびと演奏ができることは、奏者としては最高の喜びだろう。ファインダー越しに見える高校生の顔には、笑顔があった。
メインステージの最後を飾ったのは、宮崎国際音楽祭に集結した日本を代表する金管奏者による「スペシャル・ブラス・アンサンブル・コンサート」であった。「シバの女王の入場(オラトリオ『ソロモン』から)」や「ピンクパンサーのテーマ」「アメリカ民謡・聖者の行進」など、様々な世代にも分かる曲も演奏したが、すぎやまこういち氏の「ドラゴンクエストIXより序曲IX」を生で聴くことができた。金管楽器の音色に魅了された。
アンコールは県内の高校の吹奏楽部とのコラボ。高校生たちはのびのびと演奏していた。さらに、まだ時間があるということで、再度、「ドラゴンクエストIXより序曲IX」が演奏された。高校生たちは最前列でその演奏を聴いていた。良い思い出になることだろう。
手作り感のある「みやざき国際ストリート音楽祭」。運営協力団体には、青年会議所や商工会議所に混じって、NPOなどの市民団体も参加している。オープニングセレモニーで、来賓の方々の胸に飾られたコサージュも手作りである。いろいろな方々の支えによって運営されている。
「宮崎には音楽の咲く季節がある」というテーマ通りに、これからも宮崎に音楽文化を根付かせていきたいものである。第15回宮崎国際音楽祭は、5月9日まで。【了】
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○第15回宮崎国際音楽祭
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