PJ: 林田 力
北芝健ドメインでサイバースクワッティング(中)
2010年06月02日 08:57 JST
【PJニュース 2010年6月2日】(上)からのつづき。その後の2009年夏頃に北芝氏とサイト開設者の対立が表面化する。これについて北芝氏はサイト開設者の様々な悪事が露見したためと説明する。大きく3点ある。
第1にサイト開設者がインターネットの匿名掲示板で北芝氏を中傷していることが明らかになった。内容は北芝氏が大学の女子大生と付き合っているという類の事実無根のものである。但し、具体的な大学名を挙げ、何月何日に一緒に歩いていたなどと細部にリアリティのある描写をしていた。当時、北芝氏は名前を挙げられた大学の女子大生と一緒に仕事をしており、それは仕事についてきたサイト開設者しか知らない事実である。これが匿名の書き込みをサイト開設者のものと判断した理由である。
また、「修道館が潰れかけており、それをサイト開設者が救う」という内容のサイト開設者に都合のよい妄想的な内容の書き込みもなされていた。これもサイト開設者が書き込み者と判断する裏付けとなった。
第2に修道館の女性門下生や取材に来た女性記者からの苦情である。サイト開設者がしつこく温泉旅行に誘い、セクハラメールを送っていたという。
第3に北芝氏が顧問を務める学会からの苦情である。北芝氏はサイト開設者の頼みによって、北芝氏の費用負担でサイト開設者を学会に入会させた。ところがサイト開設者は学会の教授達に「月50万円でネット上の誹謗中傷などから守る」などと言って金を要求した。北芝氏は教授達から「あのような人物を入会させたのか」と叱責を受けた。
これらの問題が重なり、北芝氏はサイト開設者を修道館や学会への出入り禁止にした。北芝氏がサイト開設者に電話し、「何故、そのようなことをするのか」と尋ねたところ、「手前コノヤロー」と突然口調が変わったという。
これに対し、サイト開設者は、公式サイトの報酬が未払いであることが原因と反論する。たまになされた現物支給の半分でいいから、金銭で頂けないかと思っていた。最後は諦めて北芝氏側に「無料で使っていいため、もう自分に関わらないで欲しい」と連絡した。その時から公式サイトのドメイン宛に送られたメールを北芝氏の個人メール宛に自動的に転送する設定にした。
北芝氏は2009年7月からサイト開設者に「公式サイト」の閉鎖を要求した。また、自ら開設したブログで2009年8月15日以降、「公式サイト」が勝手に作られたもので、非承認であることを明らかにした。
北芝氏の閉鎖要求にもかかわらず、「公式サイト」は存続し続け、反対に15万円でのドメインの買い取りが提示された。このドメイン買い取りについての北芝氏の証言は生々しい。
最初にA氏から電話で「サイトを消すには見返りが必要。30万円が相場」と告げられた。北芝氏は「金を払う必要はない」と答えた。A氏は再度の電話で「私が間に入るので、15万円でどうか。サイト開設者が非礼を詫びる一文も書く」と提示した。北芝氏は「サイトの削除が先。要求があるならば黙ってサイトを消してから言うべき」と拒絶した。【つづく】
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